それではベンチマークテストに移ろう。前述したとおり、GeForce GTX 980 TiはNVIDIAのハイエンドモデルとなるため、今回のテストはいずれも解像度を変えつつ、最高設定のみをテストしている。
FutureMark「3DMark」Fire Strike
まずはFutureMarkの定番ベンチマークソフト「3DMark」のFire Strikeからスタート。結果を見る限りは、GPUとメモリそれぞれのクロックがそのまま反映された順当な結果といえそうだ。
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク
続いて、6月に発売された「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」のベンチマークテスト結果だ。こちらのテストでも、やはり動作クロックに準じたしっかりとした差が現れている。フルHDではCPUが頭打ちになっているのかそれほど差が目立たないが、2K/4K解像度ではより大きな違いが見て取れる。
バトルフィールド4 平均FPS
いまだ根強い人気のある、FPSの定番タイトル「バトルフィールド4」でのフレームレートも調べておこう。こちらはキャンペーンの「SHANGHAI」における冒頭の操作が不要なシーンの平均フレームレートを、「FRAPS」を利用して計測するという形をとっている。2K解像度ならば90FPSを超え、4K解像度でも50FPS近い数値を稼ぎ出すのは、さすがとしかいいようがない。
ミドルアース:シャドウ・オブ・モルドール ベンチマーク
指輪物語を題材としたアクションRPG「ミドルアース:シャドウ・オブ・モルドール」のベンチマークではどうだろうか。このベンチマークテストでは、2K/4K解像度でのリファレンスとの差が13~15FPSと大きい。GPUコアをワンランク上げた場合と同じくらい違いがはっきりするため、オリジナルモデルを購入した満足感を十二分に得ることができるだろう。