今年の4月から、「goo」ブランドを使ったスマホがNTTレゾナントから投入された。「g01」、「g02」、「g03」の3機種から構成されており、読み方は、g02であれば「ぐーまるに」だ。このgooスマホの特徴は低価格であり、最新のAndroid OS「5.0(Lollipop)」を搭載していること。なにしろ、g01が1万円、g02が2万円、g03が3万円なのだ。ここでは、僕が特に興味をそそられた「g02」の使用感や実力に触れ、お買い得であるか考える。

2万円で買えるLollipop(Android 5.0)搭載機「g02」

割り切りが良くクールなg02

3機種あるgooスマホのなかで僕が興味を持ったのはg02とg03。g02は実用レベルをクリアすると思えるスペックを持ち、さらにAndroid 5.0を搭載して2万円。g03はオクタコアCPUに、ソニー製の映像素子、そしてもちろんAndroid 5.0を搭載して3万円なのだ。

発表会のとき、話を聞きながら、コスパの高さに感心していたのだが、それもそのはず、この端末は中国のZTE製だった。ZTEのホームページを見ると、g02が「Blade S Lite」、g03が「Blade S」という名称の機種なのがわかる。ルックスもそっくりで兄弟機なのだ。

g02(右)とg03(左)

実を言うと僕は、発表会の後、g03を入手して使っていたのだが、このとき、g02とg03のどちらにしようかとちょっと悩んだ。たしかにg03はオクタコアCPUで高性能なのだが、g02は機能的な割り切りがよくて、低価格でクールな気がしたからだ。今回はそのg02を試してみる。