ビジネス用途なら十分なスペック、モバイルも十分可能なサイズ
さて、ここまで ThinkPad T450sを紹介してきたが、パフォーマンス面では、Broadwell搭載により、前モデルから順当に強化されたモデルだといえる。入力インタフェースの点では、タッチパッドのボタンが分離型になったことが大きなトピックだろう。
14型というサイズは、一般的なモバイルPCと比べて少々大きいものの、重量は最小構成時で約1.54kg。タッチ対応ディスプレイやバッテリのカスタマイズで重量は変動するが、持ち運べない質量ではない。例えばビジネスマンであれば、客先で資料を見せる際など、大きなディスプレイの方が便利であることもあるし、豊富なインタフェースを備えていることも大きな魅力だろう。
また、内蔵のフロントバッテリと、交換可能なリアバッテリという2台バッテリ態勢によりロングライフを実現しているので、出先でも十分活躍できる。パフォーマンスとモバイル性、その両立を実現したのがこのThinkPad T450sなのだ。
| 製品名 | ThinkPad T450s |
|---|---|
| CPU | Intel Core i7-5600U (2.60GHz) |
| メモリ | DDR3L 4GB |
| グラフィックス | Intel HD Graphics 5500(CPU内蔵) |
| ストレージ | 500GB HDD |
| 光学ドライブ | なし |
| ディスプレイ | タッチ対応14型ワイド液晶(1,920×1,080ドット) |
| ネットワーク | Bluetooth 4.0、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、ギガビット対応有線LAN |
| インタフェース | USB 3.0×3(うち1基はPowered USB)、Mini-Displaypor×1、D-sub×1、マイク・ヘッドホンコンボ、カメラ(HD 720p)など |
| サイズ/重量 | W331×D226×H20.65mm(最薄構成時)/約1.54kg(最少構成時) |
| OS | Windows 8.1 Pro Update 64bit |
| 直販価格 | 106,110円から |
