アップルから「MacBook Pro Retina 15インチ(Mid 2015)」が発売された。筐体デザインやCPU、インタフェースなどは従来のままだが、感圧タッチトラックパッドの採用やストレージ性能の向上、バッテリの強化など、使い勝手に影響する部分を中心にさまざまな改善が施されている。

今回は、店頭販売モデルのうちCore i7-4870HQ(2.5GHz)を搭載する上位モデルを試すことができたので、前モデルからどこが変わって、どこが変わっていないのかを比較しながら、新モデルの性能をチェックしていこう。

アップルの「MacBook Pro15インチRetinaディスプレイモデル(Mid 2015)」

■主な仕様   [製品名] MacBook Pro Retina 15インチ(Mid 2015)   [CPU] Intel Core i7-4870HQ(2.5GHz)   [メモリ] 16GB   [ストレージ] 512GB SSD   [グラフィックス] Intel Iris Pro Graphics(CPU内蔵)/AMD Radeon R9 M370X(2GB)   [ディスプレイ] 15.4型ワイド(2,880×1,800ピクセル)   [本体サイズ/重量] W358.9×D247.1×H18mm/約2.04kg   [店頭価格] 282,800円  

筐体は従来通りで、アルミユニボディの美しく洗練されたデザインだ

本体左側面には、MagSafe 2電源ポート、Thunderbolt 2ポート×2、USB3.0ポート、ヘッドフォンポートを搭載

本体右側面には、USB3.0ポート、HDMIポート、SDXCカードスロットを搭載

液晶ディスプレイは2,880×1,800ピクセルの15.4インチRetinaディスプレイを搭載。視野角が広く、斜めから見ても色の変化は少ない