セキュリティに精通した技術者の育成プログラム、会場ではコンテストも
企業の重要情報が集まるIT環境を狙うサイバー犯罪。日本でもサイバー犯罪が問題になってから、数年が経過している。富士通は、自社の社内セキュリティ育成ノウハウを活用した人材育成・研修サービスを行う。
富士通には「マイスター制度」というものがあり、セキュリティのソリューション・サービスビジネス推進のために、より高度なセキュリティ専門技術者を育成するものだ。来年(2016年)までに、700人程度のスペシャリストを育成する予定となっている。
その取り組み強化の一環として、二人一組でセキュリティの知識や技術に関するクイズに回答する「富士通サイバーセキュリティコンテスト」を行っていた。ネット検索や資料の持ち込みができるものの、回答にはプログラム技能や設定といった実戦力が要求されるという。