倍以上に高速化
最後に通信面を比べよう。
| 機種名 | Xperia Z | Xperia Z4 |
|---|---|---|
| LTE-Advanced(PREMIUM 4G) 受信225Mbps/送信50Mbps | - | ○ |
| LTE 受信150Mbps/送信50Mbps | - | ○ |
| LTE 受信100Mbps/送信37.5Mbps | ○ | ○ |
| VoLTE | - | ○ |
Zでは受信最大100MbpsのLTEだったのに対して、Z4では225MbpsのLTE-Advancedに対応している。この通信速度の進化は使い勝手に大きな影響を与えている。もちろん、100Mbpsでも非常に高速なのだが、その倍以上になったZ4は快適性が高い。
これはパソコンが通信回線を高速にしただけで使い勝手が向上しているのと同じようなことで、非常にインパクトが大きな進化だ。
また、通話に関してはZが3G回線であるのに対して、Z4ではVolteとなり、デジタル化されて音質を向上させている。まさに世代の異なる進化を果たしている。
Z4までの大いなる進化
こうして見てみると、ZからZ4までの進化が意外に大きなものであったのに気がつく。
通信系やCPUなどは他のメーカーのスマホでも同様な進化をしていて、「横並び進化」なわけだが、それ以外の部分、ソニーの得意なAV機能に関わる部分の進化は、他のメーカーよりも長足の進歩をしていると言っていい。
ZからZ4までの約2年の道のりで、Xperiaは大きな進化を果たした。この先の2年間でこれだけのインパクトがある進化ができるのだろうか? もしできるとしたら、Xperiaの未来は僕らの創造を超えたものになることだろう。
