【レポート】Xperia Z登場から2年、最新「Z4」は初代からどれだけ進化したのか - スペック面を比較

カメラは流行を抑えつつ進化

次にXperiaの重要な美点の1つであるカメラ機能、そしてオーディオ機能をみてみよう。

機種名	Xperia Z	Xperia Z4
メインカメラ	1,310万画素	2,070万画素
サブカメラ	220万画素	510万画素
4K動画	-	○

Z4では、メインカメラの画素数が増えているのと同時にインカメラの画素数も増えている。これは最近のセルフィーブームのなせる技だろう。

また、動画撮影機能がZではフルHDなのに対して、Z4では4Kに対応している。そして、電子式手ぶれ補正機能によって、4K動画撮影でも手ぶれ補正が効くのがZ4のアドバンテージだ。

このカメラ機能はハードスペックの向上以上に、ソフト的にスペックアップしている。Xperiaのカメラ機能はシーン設定などを自動的に判別して、状況に応じて最適な撮影ができる「プレミアムおまかせオート」という機能を搭載しているのだが、この対応するシーンに料理が加わり、料理も自動的に最適に撮影できるようになった。

そして、Z4ではさらにフロントカメラも、このプレミアムおまかせオートに対応した。セルフィーでも自動的に状況に応じた写真を撮影できるわけだ。そして、フロントカメラは動画の手ぶれ補正にも対応するため、手ぶれを押さえた自撮り動画が撮影できる。

ハイレゾ再生に対応

オーディオはもっとも大きく変化した部分の1つだ。

機種名	Xperia Z	Xperia Z4
ハイレゾ再生	-	○
LDAC	-	○

Zではまだ、ハイレゾオーディオの再生に対応していなかったが、Z4ではハイレゾオーディオの再生に対応している。そして、さらにLDACに対応することで、LDAC対応のヘッドフォンなどで、ワイヤレスでハイレゾオーディオを聴くことができる。