ベンチマークで性能を見る

ここからはベンチマークで性能をチェックしよう。使用したのは、総合ベンチマークソフト「PCMark 8」(Home accelerated)と定番の3Dベンチマーク「3DMark」のほか、「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」、「MHFベンチマーク【大討伐】」、「CrystalDiskMark」の5種類。

PCMark 8 Home acceleratedのスコア

3DMarkのスコア

FF XIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編の結果
解像度 標準品質のスコア 最高品質のスコア
1280×720 12986 10679
1920×1080 8073 5886
MHFベンチマーク【大討伐】
解像度 スコア
1280×720 16697
1920×1080 8267

グラフィックス周りは、もちろんデスクトップPC向けGPUに比べると、見劣りするスコアといえるが、ノートPCとしては十分に高い。最新のゲームをフルHD解像度と最高画質でプレイするには少々厳しいが、画質を多少落とせば十分プレイできる。

なお、「CrystalDiskMark」はM.2 SSDのスコアとなっている。試用したマシンには、KingstonのRBU-SNS8100S3128GD1が搭載されていた。シーケンシャルリードで500MB/秒に近いスコアとなっており、SATA接続のSSDとしては一般的な性能といえる。また、参考までに「WIN SCORE SHARE」にて確認したWindows エクスペリエンス インデックス スコアも掲載する。

CrystalDiskMarkのスコア

WIN SCORE SHARE

性能と合わせて気になる動作音だが、静音性の高いグラフィックボードを数多く手がけるMSIだけあり、それほど負荷のかかっていない状態ではほとんどファンの音は気にならず、ベンチマーク中など高負荷の状態では、さすがにファンの音は大きくなるが、デュアル冷却システムCooler Boost 3によって、効率よく背面から排熱していることもあり、不快になるような騒音ではなかった。

大型のヒートシンクを備えるCooler Boost 3によって効率よく背面から排熱している