そのS6シリーズのデザインについて、デザイングループの永田昌一氏が登場し説明する。S6シリーズは航空機などで使われるアルミニウム6013(AL-6013)と、米コーニング社のGorilla Glass 4を採用した、メタル+ガラスデザイン。ガラスの下には光学フィルムを挟み込んであり、光を乱反射させることで宝石のような深い色合いを表現できるという。
ボディはブラックサファイア、ゴールドプラチナ、ホワイトパール、グリーンエメラルドの4色で、iPhone 6と同系色+1といった塩梅。ちなみにゴールドはiPhoneよりも濃く、中東~アジア系に受けそうな色だ |
S6 edgeに関しては、Galaxy Note edge譲りのエッジスクリーンを両サイドに配置した「デュアルエッジスクリーン」を採用。5人までのユーザーを登録しておき、いつでも呼び出せる「ピープルエッジ」を搭載するなど、Note edgeでは手探り状態と感じられたエッジスクリーンの使い方も洗練されてきている。
また、性能面としては特にカメラ機能の改良が挙げられ、インカメラ、リアカメラともにF1.9の明るいレンズを採用しており(S5ではリアカメラがF2.2)、リアカメラには光学式手ぶれ補正が採用されたほか、リアルタイムでのHDR撮影機能もサポートしている。画素数は1600万画素/500万画素とインカメラの画素数がアップした。iPhone 6との比較データが公開されたが、確かに暗所での写真が断然明るく撮影できていた。
このほか、S6シリーズ用の周辺機器として「Gear VR Powered by Oculus」を発表。Galaxy S6/S6 edgeを装着することで利用できるVRヘッドマウントディスプレイだが、こちらもGalaxyシリーズならではの機能として力を入れていくようだ。