4月8日、サムスン電子ジャパンは「Galaxy World Tour 2015 Tokyo」を開催し、同社のスマートフォン「Galaxy」シリーズの最新モデルを発表した。同社の看板モデルである「Galaxy」を再定義する、意欲的な内容の発表となった。

S6シリーズ=Galaxyの再出発

Galaxy World Tour 2015はこれまで5カ国で開催され、日本は6カ国目。発表会では日本サムスンの営業グループ阿部崇部長が登壇。サムスンは「ゼロプロジェクト」と称し、Galaxyの原点に戻り、スマートフォンの本質的な価値を見直して、全てが新しい製品をゼロから作ったという。

サムスンは日本市場を最も重要な市場とみなし、営業部門の強化やGalaxyロゴの変更など組織面・マーケティング面での強化も図ってきた。その上で満を持して投入するのがGalaxy S6とS6 edgeだ。前モデルであるGalaxy S5およびGalaxy Note edgeからの正統進化モデルであり、NTTドコモおよびauのLTE-Advanced(225Mbps)に対応した初のスマートフォンとなる。

S6とS6 edgeを手に持つ阿部部長。ディスプレイサイズは5.1インチと、最近のスマートフォンとしては控えめとも言えるサイズだ