スマートグラスに関しては2種類が展示され、メガネの視野内に緑色で情報が表示されるタイプ「SmarteyeGlass」と、GoogleGlassのように独立したディスプレイユニットをメガネに装着しているものがあった。後者は今まで、日本では見たことがないタイプだ。

どちらも実際にかけて試すことができたが、視野内に情報を表示するタイプは、発表会(2014年)の時点より表示がクリアになっている気がした。また、ナビゲーションサービスとの組み合わせのデモなども行われていた。

SmartEyeGlassのプロトタイプ

SmartEyeGlassを装着してみたところ。情報が見やすく、サイズや重さもたいしたことはないので違和感が少ない

SmartEyeGlassで使えるARナビゲーションシステムのデモ

GoogleGlassタイプのものは、メガネの位置にやや神経質なところがある。しかし、これはGoogleGlassでも変わりない。

投影ユニットで情報を表示するスマートグラス

スマートバンドやSmartWatch3も展示されていたが、これはすでに市販されているものだ。

また、プレスカンファレンスで発表されたイヤフォン型ウェアラブルデバイス「Smart B-Trainer」も展示していた。これは音楽の再生が可能であり、さらにハートレートや移動距離、時間、消費カロリーを知ることができるというもので、ジョギングする人には人気が出そうだ。

外観はウォークマンWのよう

装着してみたが、髪の毛に隠れてほぼ見えない

アプリで心拍数などをチェックできる

テニスラケットのグリップ底部にセットするセンサーデバイス「Smart Tennis Senser」も展示され、多くの人が興味を持っていた。このユニットを取り付けられるラケットはWilson、HEAD、Prince、YONEXなど幅広いメーカーからリリースされているため、多くの人が楽しめそうだ。

「Smart Tennis Senser」はグリップ底部に装着する

いろいろなメーカーから対応ラケットが発売されている