2015 International CESのソニーブースは、上部に360度スクリーンを持ち、円を描くように展示がレイアウト。これは、ここ数年のCESにおけるソニーブースの形式を継承したものだ。360度スクリーンには新製品の映像が次々に表示され、ああ、こんな商品もあるのかと、来場者にアピールするのに役立っている。
X1プロセッサで加速する4Kブラビア
展示のフロントロウは4Kブラビアだ。ブースの出入り口あたりには4Kブラビアがずらりと並び、1台はその薄さを確認できるように回転している。この薄さは驚くほどで、ディスプレイ部分は実にXperia Z3よりも薄い。
4Kブラビアの高画質をアピールする展示がいくつもあり、X1プロセッサとともに紹介されている。このX1プロセッサというのは、新しい世代となる4Kブラビアの画像エンジンだ。ワンチップで画像エンジンのX-Reality Pro機能、ダイナミックレンジを確保するX-tended Dynamic Range Pro機能、広い色域の表示を可能にするトリルミナスという3つの処理を行うことができる。
また、X9300Cシリーズ、X9400Cシリーズはハイレゾオーディオにも対応しており、高音域補正の「DSEE HX」機能も搭載されている。この点と、Android TVであることを示す展示もあった。
ちなみに新4Kブラビアは、Netflix、Amazonなどのストリーミング4Kサービスに対応している。すぐに4Kコンテンツを楽しめるのだ。
最近のテレビは、その薄型ボディゆえに、サウンド的に力不足を感じることが多い。これを補うためのサウンドバーなど、さまざまな補完オーディオ機器も展示されていた。