• ポイント3. 「自分のフォトストリーム」は引き続き利用できる

実は、この原稿を執筆している時点では、OS X Yosemite 10.10.1はiCloudフォトライブラリに対応していない。厳密に言うと、iPhotoはiCloudフォトライブラリをサポートせず、Yosemite向けにリリースされる予定の新しい「写真」(Photos)アプリから対応するようになるとみられている(ウェブブラウザのiCloud.comから利用可能)。

そのため、iCloud.comからの利用を除けば、iCloudフォトライブラリをMacやWindows PCから利用できないが、その代わり、これまでのフォトストリームを引き続き利用することで、MacのiPhotoやWindowsのフォトフォルダに、iPhoneやiPadの写真を同期することができる仕組みが残る。

  • ポイント4.icloud.com からも写真やビデオが見られる

iCloudフォトライブラリをONにすると、ウェブブラウザからアクセスするiCloud.comの「写真」からも、iCloudフォトライブラリにアクセスすることができる。

iPhoneなどで見ているのと同じように、日付や場所で分類する「モーメント」や、デバイス上で自動的に、あるいは手動で作成した「アルバム」も反映されており、iCloud.comから直接アップロードし、iPhoneやiPadにも反映できるようになった。

iCloud.comにアクセスし、「写真」を開くと、iCloudフォトライブラリの内容をウェブブラウザから閲覧・アップロード・ダウンロードすることができる