Evernoteで発表資料作成のための時間を削減
リービン氏は「たいていの人は、会社のミーティングと聞くとうんざりする。ミーティングは毎日のようにしているが、あまり良い情報は出てこない、と答える人も多い。どうしてだろうか」と切り出す。そして「プレゼンテーションソフトを使って発表するので、格式張った発表になってしまう」といった問題点を指摘した。
Evernoteの機能「プレゼンテーションモード 2.0」では、ボタンをひとつ押すだけで、複数ノートに分散されている必要な情報が自動で紐付いていく。プレゼンのために、わざわざ時間をとって“プレゼンのための発表資料”を作成する必要がなくなる。同機能は、デスクトップPC版にもモバイル版にも対応している。
続けてリービン氏は、同社が提供するスキャナー「ScanSnap」(エバーノート・エディション)について紹介。あらゆるドキュメントの文書のスキャンに対応しており、専用アプリを使えば、iPhoneのカメラで撮影した文書もスキャン画像と同じように扱える。「紙の経験を、もっと美しい経験にしたい」とリービン氏。Android端末の対応も進めており、近日中の提供を予定している。