- Touch ID
iPhoneではiPhone 5sから採用されていた指紋認証センサーが、ついにiPad Airにも搭載された。ただ、これは別に新しい技術というわけではないので、「まぁ、そうなるよね」という程度の印象。たしかに便利なのだけど、正直このために前モデルから買い換えるほどの機能ではない。発表会で「待望の」とか言われると、微妙な温度差を感じてしまう。
- チップ
iPhone 6同様、A8チップが搭載された。発表会では「CPUは40%増し、GPUは2.5倍」とめちゃくちゃすごくなったかのように語られていたが、これはいつものこと。もちろん、CPUの進化により様々な場面で動作が速くなるなどの恩恵はあるのだが、しかし、全体的に進化の道筋がiPhoneの後追いなので意外性がないのも事実。
- カメラ
500万画素から800万画素へと進化し、バーストモードやスローモーションビデオ機能が追加された。iPhoneでもすでに採用されている機能であり、800万画素という数字もiPhoneと同じ。少なくもないが多くもなく、順当な進化に留まっている。
- 反射コーティング
これは、「おっ」と思った部分。従来よりも56%反射を抑えたそうで、これは直射日光の下で使うのに嬉しいところ。
- Wi-Fi
802.11acを新たにサポート。これは納得の進化。