6インチディスプレイのフラグシップモデル「Ascend Mate 7」

続いて紹介したのがまったくの新製品となる「Ascend Mate 7」。6インチフルHDディスプレイを搭載したフラグシップスマートフォンで、7月に量産が開始されたばかりのジャパンディスプレイ(JDI)のIPS-NEO液晶を「世界で初めて」(Yu氏)採用した。コントラスト比1500:1で黒の再現性に優れ、透過率、電力消費ともに15%の向上を実現させたという。

「Ascend Mate 7」を掲げるYu氏

「Ascend Mate 7」

6インチというサイズは、「GALAXY Note 4」(Samsung製)と比べて11%、「GALAXY S5」(Samsung製)比では35%、「iPhone 5s」(Apple製)比では125%と、他社製のスマートフォンと比べ大型化した点もアピールした。

他社フラッグシップモデルと比較して大画面の6インチを採用

JDIの新液晶を採用して高画質、低消費電力化を実現

ボディにはメタル素材を採用しており、背面は1枚の金属から削り出したことで高級感と耐久性を高めた。実際に触ってみても質感は良く、完成度の高い仕上がりになっていた。側面のダイヤモンドカットなど、「職人芸」(Yu氏)の製造を行っているという。背面カメラの上部にラインが入っているが、これはNFCアンテナを内蔵するための処理となっている。Yu氏はボタンもメタル素材で、押したときに心地よい感触を伝えると解説。高級感と質感にこだわった点を強調していた。

素材と製造にこだわった

カメラのデザインも重視するとともに、上部のラインにはNFCアンテナを内蔵した