最近はすっかりスマートフォンのスペックも上がり、どれを買っても一定の満足感は得られるようになった。しかし、だからこそ迷ってしまうという意見もあるだろう。家電量販店に行くとたくさんのスマホが置かれてあるが、いったいどこをチェックすればいいのか。参考までに、私のチェックポイントを挙げてみたい。
ディスプレイの視野角、彩度、色温度
スマートフォンのディスプレイというと、4.7インチや5.2インチといった画面サイズ、あるいはフルHD(1980×1080)やHD(1280×720)といった画面解像度を気にする人が多いだろう。それらはもちろん重要なのだが、せっかく店頭で触るなら他にチェックしたい項目がある。
一つは画面の視野角だ。視野角とは、スマートフォンをまっすぐではなく斜めから見たときに、どれだけ正常に見えるかを表す性能のことである。視野角が狭い液晶だと、斜めから見たときに画面が白飛びするなどして見えにくくなる。
一人でスマホを見るときはさほど問題にならないが、たとえばYouTube動画を2人で見るといった状況では、視野角の広さがかなり重要なポイントになる。そういうときのためにも、できるだけ視野角の広い液晶ディスプレイを搭載したスマホを選んでおけば間違いない。