基本性能の強化で製品としての完成度が高まったMacBook Pro 13インチRetinaディスプレイモデル。どちらかというと地味なアップデートではあったが、メモリ容量が倍増したにもかかわらず価格が据え置かれているなどコストパフォーマンスは前モデルから大きくアップしている。

お買い得感が増したことでMacBook Air 13インチモデルと選択を迷う人もいるかもしれないが、性能面では本機が一歩リードしている。たとえば、液晶の解像度や視野角の広さ、CPU性能などは本機の方が上。また、現行のMacBook Airシリーズは外付けの4Kディスプレイへの出力をサポートしていないが、本機はHDMIポートまたはThunderboltポート経由での4K出力が可能だ。そのため、近い将来に4K環境が本格的に普及した場合でもその性能を生かしきることができる。メインマシンとして長く使いたいノートがほしいという人には、ぜひ注目してほしい製品だ。

アルミユニボディの上質なデザインが印象的なMacBook Pro 13インチRetinaディスプレイモデル

製品名 MacBook Pro 13インチRetinaディスプレイモデル
CPU Intel Core i5 (2.6 GHz)
メモリ 8GB
SSD 128GB
光学ドライブ なし
グラフィックス Intel Iris Graphics
オーディオ 内蔵ステレオスピーカー
ディスプレイ 13.3型ワイド(2,560×1,600ピクセル)
ネットワーク IEEE802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.0
インタフェース Thunderbolt 2×2、USB 3.0×2、SDXCカードスロット、ヘッドフォン端子、内蔵デュアルマイクロフォン
サイズ/重量 約314(W)×219(D)×18(H)mm/約1.57kg
付属品 ACアダプターほか
価格 128,800円