肉眼では画素が見分けられないほど高精細な液晶ディスプレイを搭載する、アップルの「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」。そのラインアップが予告もなしにひっそりとアップデートされた。

新モデルは、プロセッサに「Haswell Refresh」の開発コード名で呼ばれている新CPUを採用しているのが大きな特長。13インチモデルの場合、従来は下位2機種が2.4GHz、上位1機種が2.6GHzのIntel Core i5プロセッサを採用していたが、新モデルではそれぞれ2.6GHzと2.8GHzにアップしている。

また、従来は最下位モデルのみメモリ容量が4GBだったが、新モデルでは倍の8GBに強化された。それでいて価格は従来の12万8800円に据え置かれている。

そのほかのスペックは従来通りで、インターフェイスはThunderbolt 2が2つ、USB 3ポートが2つ、HDMIポートとヘッドフォンポートがそれぞれ1つ、SDXCカードスロットが1つ搭載されている。

液晶ディスプレイも前モデルと同じで、2,560×1,600ピクセルのIPSパネルを採用。液晶ディスプレイ上部には、従来通り720pのHDビデオを撮影できる内蔵カメラ(FaceTime HDカメラ)も搭載されている。

CPUが第4世代のIntel Coreプロセッサ(Haswell Refresh)に刷新されている

メモリは4GBから8GBに倍増している

本体左側面には、電源コネクタ(MagSafe 2)、Thunderbolt 2ポート×2、USB 3ポート、ヘッドフォンポート、デュアルマイクロフォンが搭載されている

本体右側面。SDXCカードスロットとHDMIポート、USB 3ポートが搭載されている

液晶ディスプレイは2,560×1,600ピクセルのIPSパネルを搭載。肉眼で画素を見分けられないほど高精細で、視野角が広い

液晶ディスプレイ上部には720pのHDビデオを撮影できるFaceTime HDカメラが内蔵されている

従来通り、バックライトを内蔵したキーボードを搭載。暗所でもキートップの文字が見やすい