ガラケーを握った状態で、折りたたまれた隙間に親指と中指を滑りこませるようにしてグッと力を入れると、パカンっとガラケーが開き、ディスプレイとキーが出現する。このパカンっという感触が好きだという人は、きっと筆者以外にもたくさんいるはずだ。……いるよね?
ところで、ディスプレイが思ったよりもずいぶん大きいなと思ったら2012年冬モデルと比べて横幅サイズはそのままに液晶の表示面積を約20%アップし、ディスプレイが約3.3インチに拡大したとのこと。3.3っていったら縦横比こそ違えど、初期のiPhoneと遜色ないサイズじゃないか! これを可能にしたのは液晶画面脇のフレームを細くする技術で、最近のスマホの多くに採用されている。質感の向上といい、画面の大きさといい、進化していないように見えて、ちゃんとガラケーもブラッシュアップされているのだ。
さて、外観ばかり眺めていても仕方ないので中身の方もチェック。……といってもそこはガラケー。スマホとはまったくインターフェースが違うし、そもそもボタン操作がいまいち慣れない。ガラケーしかなかった頃はポケットの中にケータイを入れたままでもメールが打てたというのに!