本体を取り出してとりあえず最初に思ったことは、「綺麗」ということだ。何がって、色である。SH-07Fはグリーン、パープル、ブラック、ホワイトの4色展開をしていて、これはグリーンなのだけど、本体の表面は上品な光沢感があってとても美しいのである。

ボディ表面の素材はアルミパネル。アルミの地色を削りだすためのダイヤカット加工が施されており、これが高級感や重厚感を醸し出している。何となくガラケーはプラスチッキーなイメージだったのだけど、時代が進むとやはり変わるものだ。正直、質感などはフラグシップクラスのスマホにもまったく劣らないと思う。これくらい高級感があれば、所有感も満たされそうだ。

背面はブラック。電池を取り外せる

背面はブラックで、大きなカメラがついている。画素数は約500万画素。最新のスマホよりは少ないが、普段使いには十分だろう。

スマホが流行したせいですっかり頭から抜け落ちてしまっていたが、ガラケーだってカメラは使えるし、ネットも見られるし、地図だってアラームだってワンセグだって付いている。そういう意味ではアプリなどによる拡張性がないだけで、デフォルトの機能は十分に充実しているのだ。