当たり前だけど、ガラケーの一番の長所はコンパクトであることだ。折りたたんだときのサイズは110mm×49mm×14.9mm(最厚部約16mm)。折りたたむことで液晶画面を保護し、なおかつポケットに入れられるサイズになる。このコンパクトさと丈夫さを気に入っているユーザーも多いだろう。

手に余裕で収まるコンパクトさ

ちなみに筆者はいつもズボンの尻ポケットにスマホを入れているのだが、ガラケーのときはそのまま遠慮無く座ることが多かったのに、スマホに替えてからは画面が割れないか心配で、ポケットに入れたまま座ることはなくなった。ちょっとしたことだけど、こういうスマホにはない堅牢性への信頼がガラケーにはある。

グリーンとブラックの組み合わせは上品で高級感あり

サイドから見るとこんな感じ

ラウンドしていることがよくわかる

10年前には完成されていたデザイン

この形状が持ちやすい理由なのだ

さすがに折りたたむとそれなりに分厚くはなる。

ガラケーをまったく見たことのない人はまだいないだろうけど、これだけガラケーが存在感を失っていくと、そのうち「ガラケーを知らない子どもたち」も出てくるに違いない。その子たちにガラケーを渡したらどうするんだろう。折りたたんでいるなんて思わずに、表面のサブディスプレイを必死でタッチ操作しようとするんだろうか。それはそれで面白い。