リーダーとしての優秀さはよくわかったが、他の点はどうだろうか。ざっくり言うと、その他の性能面に関しては平均点といったところだ。防水、フルセグ対応、おサイフケータイあたりが搭載されているのは現在のタブレットとしては当然として、バッテリー容量の4200mAh、解像度1200×1920ピクセル、ROM32GB、RAM2GB、2.3GHzクアッドコアプロセッサと、最新のタブレットとして及第点のスペック。ただし、代わりに突出した性能でもない。やはりAQUOS PAD最大のセールスポイントは、そのコンパクトさなのだ。

フルセグ機能もある(自宅ではつながらなかったので画像はワンセグ)

ちなみにシャープ独自のIGZOディスプレイはもちろん搭載されており、実使用時間は117時間と、もはや充電のことはあまり気にしなくてもいいレベルである。ディスプレイには新バックライトLEDを搭載した「PureLED(ピュアレッド)」が採用されているが、正直他の端末との差はあまり感じられない。決して劣っているわけではないが、差を感じるほど綺麗というほどではない。

当然、IGZOディスプレイ搭載