簡単に麺を作れるという謳い文句のヌードルメーカーだが、実際に使用してみると本当に簡単だった。粉と水を量って、あとは機械任せなのだ。筆者は麺を手作りしたことがなかったのだが、麺を切るという、いかにも大変そうな工程までヌードルメーカーが行ってくれる。

ただ、片付けの手間がかかるのは少々残念なところ。バラバラに分解して丸洗いができるのは強みでもあるが、そのぶん丸洗いするパーツが多くて辟易してしまった。そうはいっても、本格的な麺作りをここまで簡単にしたヌードルメーカーは画期的な製品。日本の主食を変えるというコンセプトの下で開発されたヌードルメーカーは、ホームベーカリーに次いで、日本の食卓を変える可能性を大いに持っていると筆者に感じさせた。何といっても、やっぱり自分で作った生麺はおいしい。

おまけ - 他にもいろいろ作ってみました

せっかくなので、冷やし中華以外にも練りこみ麺を作ってみた。まずは青のり編。

こねている間にも青のりのいい香りが……

色は鮮やかな緑

茹でている間もいい香り

完成!

試食してみると、青のりの香りは残念ながらあまりしなかった。こねている間、とてもいい香りがしていただけに残念。

続いてゆず編。青のりの失敗を踏まえ、瓶の半分くらい入れた。ゆずの香りが周囲を包み込む。ちょっと入れすぎたか……?

ゆずのいい香り

茹で上がりはきれいな黄色

ゆずはずばり大成功! 個人的にはごまだれとの相性がとても良いと感じた。ゆず好きな人には、かなりオススメだ。

他にも、七味とうがらしやわさび、茶葉、かぼちゃ、トマト、カレー粉、すりごまなどなど試してみたいものはあったのだが、時間と胃袋の関係上、今回は泣く泣く諦めることに……。また機会があれば、ぜひとも試してみたい。