いや、タッチパネルを採用している以上、サイズの拡大が操作性と直結するというのはよくわかる(ただし、文字入力は一長一短)。サイズがでかければ視認性もよくなるし、自分だけでなく、誰かに見せる時にも便利だ。ただね、ただですよ、じゃあ"タブレット"はどうなのって話ですよ。

現状、スマートフォンのサイズは、4.0~6.4型ぐらい。一方でタブレットは7.0~12型と幅広いサイズがラインナップしている。しかし、タブレットは比較的わかりやすく棲み分けされており、小型モデルは7.0~8.0型。大画面モデル10型前後といった感じで分かれている。

が、スマートフォンの場合はどのサイズであっても"ひとつ"のスマートフォン。しかも"ほら、こんなに大画面で使いやすくなったよ!"みたいにアピール。しかも「大画面=高性能」という感じでパワープッシュ。高性能小型化デバイスを愛する小生みたいなデジガジ好きには、どうにも腑に落ちない状況なのだ。

確かに、大画面スマートフォンを求める層はあるのだろう。しかし、小生はそんなの求めていない。だって、スマートフォンだフィーチャーフォンだとかいい分けているけど、詰まるところは「携帯電話」だよ? んなもん、ポケットに入ってナンボでしょう。ケツポケ、胸ポケと限定せずに、サッと入れて、サッと取り出すのが基本でしょうよ。なのに大画面っていわれても……。手提げにでも入れておけって? そんなもん求めちゃいけませんて。

でね、何がいいたいかというと、小生、Xperiaユーザーなの。だからXperia ZとかXperia Z1とか、Xperia Z2とかの大型フラッグシップモデルはかなーり注目しているわけ。もちろん「Xperia Z Ultra」(6.4型)も。

NTTドコモの2014年夏モデルのひとつ、ソニーの「Xperia A2 SO-04F」。「Xperia A SO-04E」の後継機とされているが、その実、「Xperia Z1 f SO-02F」ラインでは? 今後はXperiaの小型シリーズのナンバリングは「A」できまりかな?

誰もが認めるXperiaのフラッグシップモデル「Xperia Z2 SO-03F」。約5.2型という画面サイズは、女性にはちょっと辛いかな? 一応、文字入力システム「POBox Plus」でキーボードの寄せ設定が可能なので、片手でも操作しやすいようにはできます。ハイ

auから登場した"スマートフォン"の「Xperia Z Ultra SOL24」。大画面すぎる約6.4型の液晶は視認性抜群ッツ! 頑張ればポケットにも入ります。ただし、胸ポケットは要相談

Xperia Z Ultra01。スマートフォンを極限まで大きくしたという話だが、正直デカすぎます。厚さは6.5mmなので、持ち運びは楽かも?

Xperia Z Ultra02。Xperia Z Ultra SOL24のWi-Fi版。約6.4インチフルHDタブレットとなっており、ソニーのカテゴリ的にはタブレットデバイスという扱い。通話ができないからタブレット扱い? けど、「MEDIAS TAB N-06D」の例もあるからなぁ