小生的には、まず格安SIMのポテンシャルを見極めることこそが重要だと思う。第一に「通信速度はどうなっているか」、第二に「データ通信量の上限はいくつか」、第三に「高速化オプションは用意されているか」という3つの点に注目したい。
通信速度についてはそのまんまだ。基本的には"端末に合わせる"ものだが、より新しいモデルに買い換えた場合を考えると、高速通信に対応しているものがよい。
データ通信量の上限とは、いわゆる「500MBまで」だとか「1GBまで」といった月のトータル通信量を指す。指定量を超えると通信速度が制限され、低速回線になってしまう。しかし、通信自体は止められず利用し続けることが可能な場合が多い。
オプションプランとはそのままの意味。元々が低速回線で"価格が抑えられている"場合に多いが、追加課金することで高速回線が利用できるというもの。クーポンなどとも呼ばれる。データ量の上限を引き上げるパターンもある。
今回、色々調べてみて思ったのが、一見すると初心者向けなのかもしれないが、端末とSIMプランをよくみるとかなり使い方が限定されているということだ。しかも、端末が指定されているため、型落ち端末でも我慢しなければならない。解約違約金がないだとか、契約が簡単(クレジットカード払い)だとか、契約自体の敷居は下がっているものの、使い方を考えれば「?」というのが正直な感想だ。