スマホの通信についてちょっと考えてみよう。
まず、NTTドコモやKDDIといった主要キャリアは、150Mbps対応エリアを設置・拡大している。150Mbps対応端末は最新モデルの一部と数は少ないが、最も良い条件であれば、かなりのスピードが期待できるというわけだ。またNTTドコモの通信網は、使用契約を結んだMVNOサービス各社も利用できるため(MVNOサービスはNTTドコモ回線が主流。KDDIやソフトバンクも貸出事業に参入するという話もある)、これは大きなポイントとなる。
しかし、スピードがどこまで出せるのか? というのはMVNOサービスを提供している各社がプランという形で制御しているのが現状だ。
例えば、NTTドコモでスマホを購入した場合、高速回線に対応しており、対応エリアにいれば、ある程度の速度が期待できるが、格安SIMを使っている場合はプランによって制御されているというわけ。高性能なスマホを使っていても、格安SIMのプランが対応していなければ、通信速度という意味ではボトルネックとなってしまう。
では、実際にはどうなのだろうか? 前回紹介したサービスを基にその一部を紹介しよう。