主力の15型ノートPCを大量投入 - 日本HP
日本HPからは2種類の新シリーズが登場した。「HP 15 TouchSmart」は、タッチ機能搭載の15.6型スタンダードノート。CPUはIntel Celeron N2810(2.0GHz)でメモリはDDR3L 4GB、ストレージには750GB HDDを採用している。液晶ディスプレイの解像度は1,366×768ドットで光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブと、必要十分な構成だ。店頭価格は70,000円前後とコストパフォーマンスは高い。
タッチ機能が省略され、HDDの容量が500GBの「HP 15-d000(インテルモデル)」はさらに安く、60,000円前後で販売されている。また、APUにAMD E1-2100(1.0GHz)を採用した直販限定の「HP 15-g000(AMDモデル)」は、最小構成価格が40,800円の最安モデル(2014年4月中旬時点)。ネットやメール用にできるだけ安くPCを手に入れたい人におすすめだ。
製品名 | HP 15 TouchSmart |
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量販店価格 | 70,000万円前後 |
OS | Windows 8.1 64bit |
CPU | Intel Celeron N2810(2.0GHz) |
メモリ | DDR3L 4GB |
グラフィックス | Intel HD Graphics(CPU内蔵) |
ストレージ | 750GB HDD |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ |
ディスプレイ | 15.6型、1,366×768ドット |
タッチパネル | ○ |
有線LAN | ○ |
無線LAN | IEEE802.11b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
センサー | - |
Webカメラ | フロント約92万画素 |
主なインタフェース | USB 3.0×1、USB2.0×2、HDMI、アナログRGB、オーディオ端子類、SD/SDHC/SDXCカードリーダ |
バッテリ駆動時間 | - |
本体サイズ | W380×D260×H30-32mm |
重量 | 約2.8g |
もうひとつの新シリーズは、10.1型タッチ対応液晶ディスプレイを搭載した「HP Pavilion 10 TouchSmart」だ。CPUにはAMD A4-1200(1.0GHz)を採用し、メモリはDDR3L 2GB、ストレージは500GB HDDとスペック的には控えめ。だが「Office Home and Business 2013」がプリインストールされて店頭予想価格が50,000円前後とかなりの激安価格なのだ。さらにOfficeなしでストレージが320GBの直販モデルでは33,200円と衝撃的な値段(2014年4月中旬時点)。
本体サイズはW272×D193×H25-25mmで重量は約1.28kgと、持ち運びにも適している。メールとネットだけと割りきって使う、中上級者向けのサブマシンとしてもおすすめしたい。
製品名 | HP Pavilion TouchSmart 10-e020AU |
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量販店価格 | 50,000円前後 |
OS | Windows 8.1 64bit |
CPU | AMD A4-1200(1.0GHz) |
メモリ | DDR3L 2GB |
グラフィックス | AMD Radeon HD 8180(APU内蔵) |
ストレージ | 500GB HDD |
光学ドライブ | - |
ディスプレイ | 10.1型、1,366×768ドット |
タッチパネル | ○ |
有線LAN | ○ |
無線LAN | IEEE802.11b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
センサー | - |
Webカメラ | フロント約92万画素 |
主なインタフェース | USB 3.0×1、USB2.0×2、HDMI、オーディオ端子類、SD/SDHC/SDXCカードリーダ |
バッテリ駆動時間 | 約6.5時間 |
本体サイズ | W272×D193×H25-25mm |
重量 | 約1.28kg |
次にHPの主力シリーズである15.6型ノート「HP Pavilion 15」について見てみよう。まずは店頭モデルについて。上位版「パフォーマンスモデル」のスペックは変わらないが、下位版の「スタンダードモデル」では、CPUがIvy Bridge世代のCore i5-3230M(2.60GHz)からHaswell世代のCore i5-4200M(2.50GHz)へと刷新された。さらに両モデルともOSがWindows 8からWindows 8.1になった。
直販モデルでは、従来のインテル製CPUを搭載したモデルに加え、AMD製APU搭載モデルを追加している。AMDモデルの上位版はCPUにAMD A6-5200(2.0GHz)を採用し、メモリは4GB、GPUがRadeon HD 8670Mでストレージが1TB HDDの構成。バッテリ駆動時間は約5時間だ。下位版はCPUがAMD A4-5000(1.50GHz)でメモリは4GB、GPUがRadeon HD 8330、ストレージが500GB HDDとなっている。バッテリ駆動時間は上位版よりもやや長めの約6.5時間だ。なお、インテルモデルについては店頭モデルと同様に、CPUがIvy Bridge世代からHaswell世代に変更されている。
ハイスペックな15.6型ノート「HP ENVY 15」は、前モデルはタッチ機能に対応していたが、新モデルでは非対応となっている。またスペックの異なる2モデルが用意され、上位版の「プレミアムモデル」ではCPUがCore i7-4702MQ(2.20GHz)となり、ストレージが1TB HDD、GPUがGeForce GT 750M(4GB)に変更された。下位モデルの「パフォーマンスモデル」では、CPUにCore i5-4200M(2.5GHz)を採用している点が主な違いだ。なお両モデルともバッテリ駆動時間が8時間から6時間に短縮されている。