ピンタレスト・ジャパンは7日、「ファッション」カテゴリ強化の一環として、今年15周年を迎えた「VOGUE JAPAN」とのコラボレーションを発表した。ピンタレスト上に「VOGUE JAPAN」の公式アカウントを設置する他、4月16日から22日まで新宿伊勢丹で開催される人気ブランド「Chloe」のイベント「Chloe FEATURING MAISON DE REEFUR」でもピンタレストを用いた企画を行う予定だ。
記者発表会では今回の「VOGUE JAPAN」とのコラボ以外にも、ピンタレストのこれまでの歩みや今後の展望などが、共同創業者兼CEOのベン・シルバーマン氏、及びピンタレスト・ジャパン株式会社代表取締役社長の定国直樹氏から語られた。
「VOGUE JAPAN」や農林水産省とコラボレーション
ピンタレストが日本に上陸してから、4カ月が経った。それ以前からアーリーアダプターはピンタレストを使っていたが、日本法人を立ち上げ、ローカライズしての本格上陸は、昨年11月のことだ。
「日本版リリースからの4カ月間でアクティブユーザーは50%アップした」と現状を述べるのは、ピンタレスト・ジャパン代表取締役社長の定国氏。ユーザー数などは非公開だが、成長スピードは加速していると胸を張る。
また、「数字は大事だが、良いコミュニティを作っていくことの方がより大切」とも言う。「まだ始めてから間もない日本市場だが、ようやくコミュニティができ始めているので、まずはそこにフォーカスしていきたい。興味を持っているのは、モバイルアプリの使い方。日本のユーザーは地下鉄で常に携帯を見ているので、アプリをどう使ってくれるか興味深い」(シルバーマン氏)。