まとめ:コダワリを捨ててこそ評価できる
インプットデバイス周りはややネガティブな表現をしてしまいがちだが、個人的にはキーボードの配列に関しては「慣れればどうってことない」と感じたし、むしろ軽快なストロークに好感が持てた。しかしAdaptiveキーボードについては、使い勝手も含めもっと研鑽が必要と感じた。
これまでのThinkPadシリーズのファンにとってはある意味ショックな製品かもしれないが、アップルでも手の付けていない"聖域"ともいえるキーボードに、ここまで大胆に切り込んだ製品として多いに評価すべきだ。
キー配列などに対するこだわりを捨てて眺めれば、液晶の解像度も高くUltrabookとしても完成度は高い。"X1 Carbon"という製品が今後どう変化するかも含め、非常に面白いモデルであるといえるだろう。
新しいThinkPad X1 Carbon (20A70047JP) | |
Intel Core i7-4600U (2.1GHz) | |
DDR3-1600 8GB | |
Intel HD Graphics 4400 (CPU内蔵) | |
14型ワイド液晶 (2,560×1,440ドット、タッチパネル) | |
256GB SSD | |
なし | |
IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN | |
USB 3.0×2、OneLink×1、HDMI×1、miniDisplayPort×1、フルHD対応カメラなど | |
W331×D277×H13.9~18.46mm/約1.43kg | |
約11.1時間 | |
Windows 8.1 Pro 64bit | |
256,000円 |