質疑応答
説明会の最後に質疑応答の時間がもうけられ、IIJサービス戦略部の青山直継氏とIIJモバイルサービス課担当課長の佐々木太志氏が記者団の質問に回答した。競合する他社サービスとの差別化について聞かれると、青山氏は「日本通信さんでは通信速度に200kbpsの制限がある。So-netさんでは月額2676円で提供しており、基本的に料金が違う」としつつも、MVNOを提供する事業者同士で顧客を取りあうのではなく、獲得するユーザー層が違うことを強調した。
キャッシュバック施策をする予定については「ない」と回答。ただ店頭販売分については「指定の端末とパックで販売する、ポイントを付加するなどパートナーさんが独自の施策をする可能性はある」との見方を示した。ちなみに、みおふぉんの最低利用期間は利用開始から12か月間としている。これに満たない場合は、解除調定金が発生する。
累計の契約数は、この3月に(IIjmioサービス単体で)15万契約程度になる見込みだという。昨秋から12月にかけては月1万件の純増ペースを記録していた。1月から2月にかけては他社が新サービスの提供を開始したことでペースが若干鈍くなったが、今回の発表により純増ペースが再び勢いづくと期待しているとのことだった。
(記事提供: AndroWire編集部)