記者説明会では、IIJサービス戦略部サービス企画1課長の青山直継氏が登壇し概要を説明した。青山氏は、IIJが行っているサービスを航空事業に例え「スマホ向けLCC(ローコストキャリア)のサービスです、と説明するのが一番分かりやすいのでは」と紹介した。しかし「MVNO事業者は価格勝負に走っている」といった世間一般の見方には反論する。「1000円未満のサービスが人気を集めているが、弊社は価格競争をしているわけではない」と青山氏。料金を下げることも重要だが、同時に通信品質、使い勝手、利便性をいかに上げていけるかを常に考えている、と説明した。
IIJでは「ミニマムスタートプラン」(1900円/ 月)、「ライトスタートプラン」(2520円/ 月)、「ファミリーシェアプラン」(3560円/ 月から)の3タイプのサービスプランを提供する(詳細は下の表を参照)。また4月1日から提供を開始する「バンドルクーポン」では、毎月の利用パケット通信量が増量される予定だ。例えばミニマムスタートプランでは、毎月1GBまでのデータ量を使用できるようになる(現状は500MB/月)。