第4期生の安倍敏樹氏は、学生枠で参加し最優秀チームに選ばれた経歴をもつ。世界中の社会問題を集め、その現場を見に行けるプラットフォームが評価された。現在もauスマートパスへの掲載など、KDDIから継続的な支援を受けている。安倍氏は、個人的な意見としてムゲンラボの長所と短所を紹介した。参加チームには、メンターと呼ばれるKDDIの担当者がつく。このメンターがとても熱心で親身になってくれるので、開発・運営に際してとても助かっているという。またKDDIのオフィスが綺麗なことが、他企業と交渉する場で有利に働いているとのこと。デメリットとしては「ムゲンラボ以外のKDDI社員の頭が堅いこと」。KDDI社内でのムゲンラボの位置付けが向上すれば、開発環境も改善するのでは、と指摘した。「ムゲンラボにはお世話になり、本当に感謝しております。頑張って会社を育てていき、将来はKDDIを買収できるくらいになれれば」と語り、会場の笑いを誘った。

第4期生の安倍敏樹氏は、現在も継続的にKDDIの支援を受けながらサービスの開発・運営を進めている

(記事提供: AndroWire編集部)