「URBANO L02」は、3つのホームアプリを搭載したモデルだ。
通常のホームに加え、スマホ初心者向けの「エントリーホーム」、さらにシニア層でも安心の「かんたんメニュー」がプリインストールされている。騒がしい場所でも相手の声が聞きやすくなる京セラの独自機能「スマートソニックレシーバー」などは従来通り搭載。おサイフケータイやワンセグ、赤外線、防水防塵などの基本機能もひと通りそろった使いやすいモデルだ。
また、30分で約50%の充電が可能な急速充電対応卓上ホルダーが同梱されているのも嬉しいところだろう。ホームアプリのせいで初心者・シニア向けというイメージがついてしまいそうだが、ごく普通に使える安定感のあるモデルとして万人にオススメできる機種である。
今回新たに発表されたモデルはどれもディスプレイサイズが比較的大きめだが、これは田中社長曰く、「大画面へのニーズ」が高まっていることを受けてのことだという。
この他、発表会では「他社との違い」として、「サービス」や「サポート」の面からも田中社長がauならではの強みをアピールした。特に春商戦は新生活が始まる時期。auは学割にも力を入れており、学生本人の基本料金、家族の基本料金、au同士の国内通話料に加え、auスマートパスも今年いっぱい無料とする「4つの0円」施策を打ち出している。
LTEのエリアの広さ、個性的な端末を加えたラインナップ、新たにスマートパスを無料化した学割などが、2014年の春商戦におけるauの提案というわけだ。曲面ディスプレイやファブレット、狭額縁などの新たな個性が消費者にどう受け入れられるのか。iPhoneの有無で差別化できなくなった2014年は、auにとっても勝負の年になりそうだ。
(記事提供: AndroWire編集部)