KDDIの2014年春モデルスマホ、実際に触れてみた

AQUOS PAD

「AQUOS PHONE SERIE mini」とあわせて紹介したいのが、春モデル唯一のタブレットである「AQUOS PAD」だ。

こちらも「AQUOS PHONE SERIE mini」と同じく狭額縁「EDGEST」が採用されており、7インチタブレットでありながらかなりのコンパクトサイズと軽量化を実現している。iPad miniやNexus7などと比べると横幅も重量も控えめで、どちらかといえば同社が打ち出すファブレットに近い感覚といえそうだ。

AQUOS PADにはもう一つの目玉機能がある。それが、スマホとのデータ連携だ。あらかじめタブレットとスマートフォンをペア設定しておけば、「Passtock」というアプリを使って写真や動画、Webや地図のURLなどを自動でデータ連携できるのである。つまり、AQUOS PADで撮った写真が自動的にスマホにも転送されたりするということ。クラウドストレージを使えばいいといえばそれまでだが、アップロード・ダウンロードの一手間をかけなくていいのは考えようによっては便利ともいえる。また、AQUOS PADで見つけたお店の電話番号をタップすれば、スマートフォンから電話をかけることができるという機能もある。これならいちいちタブレットの画面を見ながらスマートフォンでポチポチキータップしなくていいというわけ。ライフスタイルによっては便利な機能になりそうだ。

7インチでありながら軽量コンパクトなので、iPad miniやNexus 7ですら大きく重く感じるという人は一度手にとってみてはどうだろう。