iPhone 5s/cをドコモが取り扱い、3社の主要ラインナップに独自性が少なくなってきたことで、その中でも違いをアピールする端末をそろえた、と田中社長は自負を見せる。

iPhone 5s/cがドコモからも登場したことは「大きな転換期」と田中社長は言う

これに加え、800MHz帯のLTEネットワークの拡充を続け、「速度の速さとエリアの広さ」をアピール。エリアは今年度中に実人口カバー率99%を目指しており、1月14日時点で98.74%に達したという。ここまでくると、0.1%のエリア拡大も難しくなってくる、と田中社長は強調するが、それでも計画通りのエリア展開を目指し、ネットワークでの優位性をアピールしたい考えだ。

800MHz帯LTEのエリアを99%まで高める

99%近くなり、エリア拡大が難しくなっているが、0.1%ずつ着実に拡大している

全国の大学キャンパスをエリア化。春商戦期に向けてアピールする

つながりやすさの満足度も高いことを強調

また、日本人がよく行く外国でのLTEローミングも順次拡大。日本人渡航者数上位10カ国のうち、2~5位の4カ国に加え、10位のフランスでも新たにローミングを開始し、海外ローミングでのLTE対応も優位点としてあげる。

渡航者数上位10カ国のうち半数でLTEローミングを提供。11位のシンガポールも提供中