2013年10月の注目記事
「CEATEC JAPAN 2013」が開幕し、NECの2代目LaVie Zを始め、2-in-1 PCやタブレット新製品が多く登場しました。シャープ「Mebius」ブランドの復活を感慨深く受け止めたユーザーも多かったのではないでしょうか。
また、米AMDはRadeon R7/R9シリーズ、そして最上位GPU「Radeon R9 290X」を発表。その際米国で行われたAMDによる開発者向けイベント「AMD GPU14 TECH DAY」ではGCN、TrueAudio、超高解像度、Project MANTLEの4つを軸とした同社の戦略が発表されました。ブリーフィングはちょっと衝撃的な場所でしたが……。
衝撃的といえば、Apple「iPad Air」の発表もありました。この時期、iPad登場の噂はあったものの、そのiPad miniにも迫る軽さは非常に高い注目を浴びました。それに対抗するかのように、日本マイクロソフトは翌日、第2世代「Surface」を発表しています。
しかしなんといっても、10月で一番のニュースはWindows 8.1の解禁。秋葉原でドスパラが行った深夜販売も、まずまずの盛況ぶりでした。特集記事「Windows 8.1大百科」の注目度も高く、まだWindows 8、もしくは8.1に馴染みのない読者諸氏は、ぜひお役立て頂ければ幸いです。
2013年11月の注目記事
11月、ついにRichland後継APU「Kaveri」(開発コード名)の出荷時期が明らかになったほか、デルのWin 8.1搭載8型タブレット「Venue 8 Pro」や、レノボの「Miix2 8」といった低価格・高機能の8型タブレットも登場。8型のWindowsタブレットは、日本エイサーや東芝などからも発表されており、今後幅広いラインナップが期待できます。
余談ですが、Futuremarkの「3DMark誕生15周年を記念して歴代バージョンDL可能に」記事も話題に。15年前といえば1998年。Windowsは98で、IntelはCeleron、AMDはAMD K6-2の時代でした……。
2013年12月の注目記事
さて、記憶に新しい12月は簡単に振り返りましょう。さすがに年末、大きなニュースはありませんでしたが、Tegra Note 7の発売、そして次期WindowsのThreshold(スレッショルド)の話題は特に注目されたニュースでした。
あとは、次世代のUSBコネクタ「Type-C」。今でも周辺機器メーカーからUSB Aタイプのリバーシブルコネクタが発売されていますが、この「Type-C」が策定完了すれば、既存製品と互換性はないものの、USBの向きの確認に手間をかけずに済みそうです。
今日から2014年がスタート!!
かなり駆け足になってしまいましたが、注目記事から2013年を振り返ってみました。
ちなみに、2013年を通してもっとも読まれた記事は、大原雄介氏のHaswell徹底解説記事「【特集】「Haswell」完全攻略!! 『Core i7-4770K』検証で見る第4世代Coreの真実」でした。
本日、2014年がスタートしました。PC業界を取り巻く大きなトピックとしては、まず2014年4月のWindows XPのサポート終了と消費税率増による、3月の駆け込み需要。ほか、モバイルデバイスの高解像度化や薄型化の促進、そして次期Windows登場の可能性もあるでしょう。まずは年明け1月7日から米・ラスベガスで開催する家電製品見本市「2014 International CES」にて、編集部が現地からレポートをお届けしますので、ご期待下さい。
それでは皆様、最後になりましたが、本年もよろしくお願い申し上げます。