「Inspiron 17 7000」はインタフェースにUSB 3.0×4、HDMI出力、有線LAN、ヘッドフォン/マイクのほか、SDカードとメモリースティックに対応するメモリカードリーダを搭載。USB 3.0のうち1ポートは、電源オフの状態でもUSB接続のデバイスへ充電が可能な「PowerShare」に対応している。ワイヤレス機能としては、IEEE 802.11a/b/g/nとBluetooth 4.0をサポート。ディスプレイの上部には720pでの撮影に対応するWebカメラ、ノイズキャンセル機能を搭載したマイクも備えている。
光学ドライブには、DVDスーパーマルチを採用。側面のボタンを押すことでトレイを引き出し光学メディアを載せるごく一般的なタイプだ。映像タイトルでは高画質なブルーレイが人気となっているだけに、記録型BDドライブの選択肢が用意されているとなおよかった。
キーボードはキーとキーの間隔をあけたアイソレーション(浮き石)タイプを採用。剛性が高く、配列にクセもないため入力はしやすいものの、[Backspace]や[Enter]キーが小さく、すぐ右側がテンキーとなるため、慣れないうちは入力ミスをしやすそう。
デフォルトの状態ではファンクションキーに、ボリュームや輝度調整などの機能が割り当てられており、キーボードの左下の[Fn]キーを押しながらファンクションキーを押すことで通常の動作となる点は、ほかのDELL製ノートパソコンと同様だ。ファンクションキーはセットアップメニュー(BIOS)で通常の動作スタイルに変更可能だ。
底面の左右にはステレオスピーカーを配置。ノートPCの小さなスピーカーでも幅広い音域を再現できるサラウンド技術「Waves MaxxAudio Pro」によって、なかなか迫力のある音を楽しめる。Waves MaxxAudio Proは、小さなスピーカーでは聞こえづらい高域、低域をしっかりと聞こえるように調整してくれるのが大きな魅力だ。
このほか、底面のカバーをはずせば、バッテリやメモリ、ストレージにアクセスが可能だ。メモリは16GBあるので、交換の必要性はあまりないが、自己責任でストレージをSSDに換装できる将来性がある。