今冬のau Androidのフラッグシップとなるのが、KDDI(au)とLG Electronicsが共同開発した「isai(イサイ) LGL22」だ。11月下旬より発売する。同製品は約5.2インチのIPS液晶を搭載したAndroidスマートフォン。ディスプレイは「狭額縁」設計で、背面は流線型のボディが美しいデザインとなっている。
ディスプレイを得意とするLGならではのフルHD(1920×1080)IPS液晶が美しく、魅力を感じさせた。ピクセル密度は423ppi。新機能として「isaiスクリーン」と呼ばれる独自UIを搭載する。ホーム画面からフリックで左右に移動するとニュース、トレンド、SNS、動画といった分野のタイムラインに切り替わるので、ユーザーは直感的に操作でき、必要な情報をすぐに確認できる。
isaiスクリーンを実際に使ってみたが、動きが機敏で、欲しい情報を横断的に取得できるのが分かった。日常的にSNSやニュースサイトを利用し、動画などを視聴している人にとって、わざわざ個別のアプリを立ち上げずに済むこのUIはとても使いやすく、理にかなったものに映るはずだ。
「高解像度ズーム」「デュアル録画」「ショット&クリア」など、カメラ機能も各種取り揃えている。このほかディスプレイを2回タップするだけで画面をオン/オフできる「ノックオン」、イヤホン接続時に利用可能なアプリを表示する「プラグ&ポップ」などの機能を搭載。日常使いを考慮した作りになっていた。