一週間、iPhoneを封印して生活したら何が変わるのか試した

2日目

この日は取材があったので、慎重に準備をして出かけることにした。仕事で初日のような事態になっては困る。まずは仕事先の住所をどうやって携帯するか。いつもならマップと取材資料をEvernoteに放り込むのだが、今回はそれができない。考えた末にとった方法は、PCで開きプリントアウトするというもの。そういえば昔はこういうやり方をしていたっけ……。

懐かしい記憶を蘇らせつつ、電車に乗って移動。駅までの乗り換えは頭に叩き込んできたので問題ないが、移動を始めて次の問題にぶち当たった。

「暇」である。

普段はKindleアプリで電子書籍を読んだり、ゲームをやったりしているのだけど、そういえば今日はiPhoneが使えないのだった!　TwitterもFacebookも、RSSリーダーも何ひとつ使えない。ど、どうしよう……。

仕方なく、中吊り広告を暗記せんばかりの勢いで眺めたり、人間観察したり、頭の中でエアーパズドラをやったりしているうちに何とか目的地に到着。うーん、これは暇をつぶす方法を真剣に考えないとまずいぞ。

3日目～4日目

この2日間も取材。そういえば書き忘れていたのだけど、初日から困ったことの一つに「スケジュール確認ができない」ということがあった。最近はスケジュールをすべてiPhoneのカレンダーアプリ「TapCal」と「リマインダー」で管理しているため、これがないと次に何をすればいいかわからない。

ということで、まったく使っていなかった手帳を引っ張り出し、あらかじめ同期しておいたGoogleカレンダーの内容を書き写していく。そういや学生時代はまだiPhoneがなかったので、ちゃんとスケジュール帳に時間割を書いていたなぁ。今私が学生だったらきっと時間割もアプリを使うんだろう。

さて、あとは昨日問題になった暇つぶしの方法だ。まずはKindleの代わりに文庫本。そしてゲームの代わりにニンテンドー3DSを携帯する。これで完璧!　……ではあるのだが、カバンがやたらと重くなってしまった。すっかり忘れていたが、紙は意外と重さがあるのだ。