1日のメディア接触のうち22%がパソコン(デスクトップ/ノートPC)で、利用目的は情報収集59%、仕事29%、暇つぶし21%、コミュニケーション19%という結果。利用場所は自宅外が27%、自宅が73%だった。自宅に加えてオフィスでも利用されている、仕事以外で利用されていることも多く、コミュニケーション目的は少なめ、利用時間は長い、などの特徴が見られた。
マルチスクリーンの利用タイプには2つの傾向が見られる。ひとつは「引継利用」で、あるデバイスで始めたことを他のデバイスに引き継ぐというもの。もうひとつは「同時利用」で、複数のデバイスを同時に利用するというもの。割合としてはスクリーンの引継利用が多数を占め、87%が複数のスクリーンを引き継いで利用していることが分かった。ちなみに「その日のうちに引き継ぐ」と答えた対象者は96%にのぼっている。
スマートフォンが、オンラインでのアクティビティ(情報検索、ウェブ閲覧、ショッピングなど)の起点となっていることも判明した。スマートフォンで開始したアクティビティをパソコンに引き継ぐ利用者が圧倒的に多く、タブレットに引き継ぐと答えた利用者は少なかった。同時利用されるマルチ・スクリーンの組み合わせは、スマホ+TVが72%、スマホ+PCが57%、TV+PCが54%、TV+タブレットが38%という結果だった。