樋口社長はSurface RTとSurface Proの違いについて、「Surface RTはタブレットでありながらPCの利便性を兼ね備えた"PCみたいなタブレット"であり、Surface Proは完全にPCの機能を備えながらもタブレットとしても使える"タブレットみたいなPC"」と説明する。
両者の最大の違いは、搭載するOSだ。Surface RTはタブレット端末に特化して開発されたWindows RTを搭載しているが、Surface Proが搭載するのは通常のデスクトップPCやノートPCにも搭載されているWindows 8である。そのため、RTでは対応していなかった従来からのWindowsデスクトップアプリケーションも動作するのだ。
また、日本モデルならではの特徴として、Surface RTに引き続きProにも「Office Home and Business 2013」(Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook)を標準で搭載。さらに128GBモデルに加え、世界に先駆けて256GBモデルも用意する。米国より3カ月遅れたタイミングでの発表になったのには、このあたりを調整していた事情もあるのだという。
気になる価格は128GBモデルが99,800円、256GBモデルが119,800円。Officeが標準搭載であることを考えると、かなり安価な印象だ。ただしこれはキーボードを含まない端末本体のみの価格である。