日本マイクロソフトは29日、タブレット型PC「Surface Pro」を日本市場に最適化し、6月7日より発売すると発表した。「Surface」といえば、Surface Proに先行してSurface RTが発売されたが、両者はいったい何が違うのか。発表会では日本マイクロソフト代表の樋口泰行氏がSurface Proの魅力に加えて、両者の違いについても説明した。
発表会に登壇した日本マイクロソフト代表取締役社長・樋口泰行氏はまず、3月15日に先行して発売されていた「Surface RT」に対するユーザーからの反応をグラフで示した。
同氏は「ポジティブかつ購入意向の反応が競合製品よりも多い」と分析。ユーザーに受け入れられた理由として、「キーボード(タッチカバー)がつけられる」「Officeが標準搭載である」「USBなど外部接続ができる」の3点を挙げ、「タブレット単体ではなく、これまでのソフトウェア資産を継承した流れで使えるところが評価を受けている」とSurfaceならではのメリットを改めて強調した。
発売直後は30~40代の男性が多かった購買層だが、現在は女性や一般層にも広がりをみせており、それに伴って販売パートナーを拡大。全国1,500店舗で扱う体制になったと述べた。
こうしたSurface RTの好調を受けて、今回マイクロソフトが日本市場に投入することになったのが「Surface Pro」だ。