――さて、6月からはツアーが始まりますが、今回はmiccoさん念願の札幌凱旋公演もあります
菊池「初めての札幌ですね」
micco「何年か前にも札幌でやらないかと言われたことがあったんですけど、そのときはまだ自信がなくて……。まだ今じゃないと思っていたんですよ。でも今回は即答ですね(笑)。札幌のマブダチに会うのは初めてなので、そういう出会いも楽しみです」
――今回のツアーはどういった内容になりますか?
菊池「東京と大阪はバンドでやるんですけど、北海道は僕たち2人だけのアコースティックでやります。アルバムが出たばかりなので、アルバムの曲もやるんですけど、特に札幌は、marbleがスタートしてから初めての場所なので、今までやってきたことも知ってほしいという気持ちも込めて、marbleはこんなユニットですというのを知ってもらえるライブになればいいなと思っています」
micco「北海道ならでは、私の地元ならではの曲があるので、それもやりたいなと思っています。あとは、最近ライブで泣きすぎているので、凱旋で泣かないようにしなきゃって思っています(笑)」
――それはすでに泣くフラグのような気がしますが……
菊池「最近泣きすぎだよね」
micco「毎回泣いているので、ちょっと控えたいです」
菊池「でも、凱旋なのに泣かないと、逆に"なんて冷たい奴だ"って言われちゃうよ(笑)」
――アコースティックということはmiccoさんのギターソロもあったりするのですか?
micco「あるかもしれないですね……」
菊池「本当にやるの?」
micco「ギターソロというよりウクレレですね。『風が吹く』はウクレレ曲なので」
菊池「そうそう、最近miccoがウクレレを買ったんですよ」
micco「せっかく買ったので、もしかしたら……楽しみにはしておいてください(笑)」
――菊池さんがソロで歌うのは……
菊池「俺はないです」
micco「最近わりと歌っているよね」
菊池「俺はもう歌わないです(笑)」
――さて2013年も半ばとなりましたが、今後の"未来スコープ"などがありましたら教えてください
micco「去年始めた『ASTE-RHYTHM』というラジオがあって、イベント会場限定だったんですけどCDとして形にしたんですよ。何かそういう新しいことをしたいなって思っていて、とりえあえず今回のツアーは初めての札幌もあるので、新たなマブダチさんとの出会いを楽しみたいなって思っています」
菊池「いろいろなところにいくと、いろいろな出会いがあっていいですね。今回のアルバムではクラムボンのミト君が参加してくれたりもしているんですけど、そういった出会いをいろいろなものに繋げていければいいなと思っています」
micco「1年の最初のテーマとして、知らないところに3カ所行きたいというのがあるんですけど、まずは札幌がひとつ目ということになります」
菊池「やっぱり、いろいろな人に会いにいくというのはいいですね」
micco「フリーライブなどでmarbleを知らない人に聴いてもらうのもすごく楽しいです」
――イメージなんですけど、昔と比べてmarbleはかなり社交的になってきたんじゃないですか?
micco「そうですね。それはすごくあります。人が変わってきたのかな?」
菊池「ずうずうしくなったんじゃないかな(笑)。やはり、いろいろなことをやっていくうちに、いろいろな楽しみ方がわかってきたんだと思います。自分たちの持っているものはそう簡単には変わるものではないし、それを守っていくというのも決して自分たちのやりたいことではない。逆に、コラボをしたり、一緒にライブをすることによって自分たちを拡げていくのはすごくやりがいのあることなので、これからもドンドンやっていきたいと思っています」
――それでは最後にファンの方へのメッセージをお願いします
micco「今回の『未来スコープ』では、いろいろなmarbleを知ってもらえると思います。このアルバムがタイトルどおり、未来の自分を想像するきっかけになれたらうれしいです。ぜひ聴いてみてください!」
菊池「アルバムを聴いた後は、ぜひライブにも遊びに来てください。そして生のmarbleを楽しんでいただけたらと思っています。よろしくお願いします」
――ありがとうございました