AQUOS PHONE SERIE SHL22
シャープ製の「AQUOS PHONE SERIE SHL22」は、「日本ブランドかつ定番」のモデルとなる。4.9インチのHDディスプレイ、クアッドコアCPU、防水防塵を備えている。
最大の特徴は、省電力を実現したIGZO液晶と、3080mAhものバッテリを搭載していることだろう。公称でのバッテリのもちはなんと"3日間"だ。ディスプレイがHDなので、他のフルHD機種に比べると解像度はやや低めだが、HDディスプレイでも画面は十分に見やすいし、何よりバッテリのもちにもつながっている。「AQUOS PHONE SERIE SHL22」のバッテリのもちは、現状のスマートフォンでは最高レベルといっていいだろう。
また、画面をなぞるだけでホーム画面にアクセスできる「Sweep ON」や、振るだけで消灯できる「Shake OFF」、端末をタップしアプリ名を呼ぶだけでアプリ起動できる「Finger Step&Voice Awake」なども搭載している。必要かどうかはさておき、なかなか面白い機能だ。
その他、カメラにF値1.9のレンズを搭載することで、暗所での撮影に強くなったことも見逃せない長所だ。
「Xperia UL SOL22」と「AQUOS PHONE SERIE SHL22」はどちらも「定番」に位置づけられるモデルだけあって、スペック面でも機能面でも安心感がある。両者の差別化としては、画質や音質をできるだけ追求したいなら「Xperia UL SOL22」、バッテリのもちを優先するなら「AQUOS PHONE SERIE SHL22」を選びたい。