辞書アプリケーションをイメージファイル化する
次に辞書アプリケーションをイメージファイル化する。「CD革命/Virtual Ver.13 Windows 8対応」では、標準のFCD形式に加えてISO/MDS形式の作成が可能だが、一部のデータが未圧縮のデータが含まれている場合、FCD形式を用いて高圧縮を選択した方が効率的だ。その一方で、既に圧縮済みのデータファイルが大半を占める場合は、ISO形式を選択した方がよいだろう。構築オプションはプロテクトのかかった光学メディアに対して使用するため、今回のケースでは使用する必要はないだろう(図06~11)。
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図06 Arkランチャーで「基本機能」→「仮想CDの構築」とクリックする
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図07 最初に「詳細構築」をクリックし、「保存フォルダー」の「参照」ボタンで任意の保存先を選択してから「次へ」ボタンをクリック
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図08 構築オプションの選択をうながされるが、初期状態で問題ないため、「次へ」ボタンをクリックする
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図09 データトラックオプションで「高圧縮」を選択し、「概算」ボタンをクリックすると「圧縮したサイズの概算」でイメージファイルCDの容量を確認できる。そのまま「次へ」ボタンをクリックする
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図10 これでイメージファイルの作成が始まった。完了までしばし待つことになる
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図11 構築結果が提示されたら「閉じる」ボタンをクリック。これでイメージファイルの作成が完了した
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なお、図07の「説明」であらかじめ指定しておけば、メイン画面に表示されるイメージファイル名を指定できるが、後から変更する場合はイメージファイルのプロパティダイアログボックスを開き、「説明」を書き換えると使いやすくなる(図12~14)。
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図12 Arkランチャーで「基本機能」→「メイン画面起動」とクリックする
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図13 変更するイメージファイルを右クリックし、「プロパティ」をクリックする
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図14 プロパティダイアログボックスの「説明」を変更し、「OK」ボタンをクリック。これでメイン画面に表示される名称を変更できる
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既にISO形式ファイルが手元にある場合は、構築手順を飛ばし、ローカルディスクもしくはNASの共有フォルダーに格納し、「検索追加オプション」で同フォルダーを指定すれば、「CD革命/Virtual Ver.13 Windows 8対応」起動は自動的にISO形式ファイルの登録が可能になる。これが意外と便利なので、多くのイメージファイルを扱う際は是非試してほしい(図15~19)。
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図15 メイン画面を起動し、「設定」メニューの「検索追加オプション」をクリックする
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図16 同名のダイアログボックスが起動したら、「参照」ボタンをクリックする
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図17 「フォルダーの参照」ダイアログボックスで、NAS上やローカルディスクなど、イメージファイルを格納したフォルダーを選択して「OK」ボタンをクリック
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図18 参照フォルダーの指定が変更されたら、「OK」ボタンをクリック
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図19 これでメイン画面を開く際は、自動的にフォルダーが参照され、イメージファイルが自動登録される
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