パワフルなデスクノート探求者におすすめ
店頭販売向けのデスクノートでは、CPUにCore i5シリーズ、メモリ容量に4GBを採用するモデルが普及帯の標準で、スペック的に物足りなさを感じる人も多いだろう。特にデスクトップPCからノートPCへ買い替えようとしている場合、マシンパワーだけでなく解像度の低さが気になる場合もある。
そんな人にこそ、LaVie G タイプLのカスタマイズモデルをおすすめしたい。クアッドコアCPUに16GBメモリ、フルHDの液晶ディスプレイなど、店頭モデルでは実現できない組み合わせでマシンを構成することができるのだ。
ただし、試用機と同じ最上位の構成だとOfficeなしでも160,000円を超えてくる。もう少し予算を抑えたいなら、スペックをやや控えめにした構成がおすすめだ。ちなみに、「LaVie G タイプ L」フルHDモデルの最小構成価格は105,000円からとなっている。
例えば、CPUをワンランク下げてIntel Core i7-3630QM(2.40GHz)に、メモリを8GBに、ストレージをキャッシュ用32GB SSD付きの750GB HDDにするなど。OSもProではなく、Windows 8で良いだろう。これなら120,000~130,000円程度とグッと手に入れやすい金額となる。
パーツ交換を行えるなら、CPUを最上位のCore i7-3740QMにした上でメモリとストレージを自前で交換するという手もある。これなら最強構成に近いスペックでも、予算を低く抑えることができるだろう。
さて、今回試したLaVie G タイプLについて、ほかに個人的な希望を言わせてもらえば、デジタルガジェットとしての魅力があと一歩欲しい。値段が高いという点についてはある程度仕方がないとは思う。そして、カラーバリエーション豊富で光沢のあるデザインは確かに一定の層には魅力的に違いない。ただ、極めて個人的な意見であるのは承知した上で、LaVie Xのようなもう少しメタリックなデザインも選択できればうれしいところだ。
とはいえ、スペック重視という人にはLaVie G タイプLはピッタリのモデルだろう。手厚いサポート体制が整っている点も安心だ。高性能な据え置き用ノートを探している人に適したモデルだと言える。
製品名 | LaVie G タイプL (フルHD液晶モデル) GL277G/D |
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CPU | Intel Core i7-3740QM(2.70GHz) |
チップセット | Mobile Intel HM77 Express |
メモリ | DDR3-1600 16GB(8GB×2) |
ストレージ | 1TB SATA HDD + 32GB SSD(キャッシュ用) |
光学ドライブ | BDXL対応Blu-ray Discドライブ |
グラフィックス | Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵) |
ディスプレイ | 15.6型ワイド液晶(1,920×1,080ドット) |
ネットワーク | 10Base-T/100Base-TX/1000Base-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0 |
インタフェース | USB 3.0×4、USB 2.0×1、HDMI入力×1、ヘッドホン出力、マイク入力、約92万画素Webカメラ |
メモリスロット | SD/SDHC/SDXC、メモリースティック デュオ/PRO-HG デュオ対応 |
テレビチューナー | ― |
サイズ/重量 | W382×D270×H33.2mm/3.1kg(標準バッテリを含む) |
OS | Windows 8 Pro 64bit |
直販価格 | 167,265円(3月29日時点、キャンペーン適用後) |