スマホへ写真を転送する際には、転送したい画像を選び、スマートフォン転送モードにする。一方、スマホ側ではPlayMemories Mobileを起動し、カメラを認識させる。と、スマホ側に画像が転送されるというわけ。ただし、画像の転送にはそれなりの時間がかかるうえに、スマホがスリープモードに入ってしまうことが多いので、スマホ側のスリープは解除しておく必要がある。スマホのバッテリー消費を考えて、予備電源は忘れずに用意しておこう。

まず、再生画面からスマートフォンに転送したい画像を選ぶ

接続を待ち受けている間、画面にパスワードが表示される

スマホの「PlayMemories Mobile」アプリを起動。対応カメラがネットワーク上にある場合、自動的に認識される。次に、カメラ本体側に表示されているパスワードで認証を行うと該当画像が読み込まれる。これをスマホに「コピー」するか、「アップロード」するかを選択する。コピーを選択した場合、リサイズされた画像がスマホにコピーされる

アップロードを選択した場合、スマホにインストールされているアプリや対応SNSサービスなどに転送が可能。アプリ「スマートリモコン」で、スマホからシャッターを切ることも可能

いずれにせよ、本機がより使いやすくなったNEX-5であることは間違いない。フルHDで60i・60pの高ビットレートに対応する動画性能も素晴らしく、まさにソニーの面目躍如といったところ。個人的には動画専用機として欲しいくらいだ。持ち運びの軽快さとAPS-Cならではの高画質、実売価格とのバランスの良いカメラが欲しいという方は、十分検討に値すると思う。が、実売価格差を考えると、NEX-6も含めて検討するのがオススメだ。

各モードの説明は非常に分かりやすい

メニューには、このようなヘルプを表示させることができる

「明るさや色合い」というカテゴリーひとつの中でも、設定できる項目はかなり多い

風景写真の撮影に欠かせない水準器の表示が可能

プログラムモードの情報表示画面。ステータスとして表示される情報は非常に多い

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高感度撮影画像のサンプル。上段左からISO800、1600、3200、下段左からISO6400、12800、25600で撮影

アプリ「ピクチャーエフェクト+」の「イラスト調」(オリジナル画像を見る)

「おまかせオート」で撮影(オリジナル画像を見る)

シーン「手持ち夜景」(オリジナル画像を見る)

シーン「風景」(オリジナル画像を見る)

シーン「夜景アンド人物」(オリジナル画像を見る)

「ハイコントラストモノクロ」(オリジナル画像を見る)

「リッチトーンモノクロ」(オリジナル画像を見る)

「レトロフォト」(オリジナル画像を見る)

アプリ「ピクチャーエフェクト+」の「水彩画調」(オリジナル画像を見る)

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(撮影:青木明子)

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