人の顔を検知してピントを合わせる顔認識も搭載されている。カメラが被写体の顔を自動的に認識して、ピントを合わせながら追従。最大5人まで認識可能で、カメラが最も近いと判断した人物の顔を二重枠で表示する。「D600」などの一眼レフではピントのみの認識だったが、Nikon 1 V2は、露出やホワイトバランスも(最も近い顔に)合わせて調節してくれるのが便利だ。
連写も高速化された。AFを追従させながら最大15コマ/秒、1コマ目にAFを固定した状態で30コマ/秒または60コマ/秒の連写が可能。たとえば、こちらに向かって走ってくる電車やランナーを狙うなら前者、野球の試合でバッターボックスに入った選手の打撃シーンやゴルファーのショットなどを撮る場合は後者が最適だろう。
連写を活用すれば、目押しでは困難なベストフレーミングをいとも簡単に手にすることが可能だ(拡大サンプルを見る:2,000×400ドット) |