春モデルにはINFOBARが登場
最後に田中社長は、「今回は冬モデルなので、春にはまだある」とコメントした上で、ビデオ映像を上映。映像にはスペックの一部として「クアッドコア」「4G LTE」「Android 4.1」「4.7インチ」「9.4mm」「2100mAh」の文字が表示された。
さらに「Touch New Sense」「Touch New Utility」「Touch New Fun」という表示に続いて「A02」の文字が現れ、Android搭載4G LTE対応の「INFOBAR A02」が登場することが予告された。
Windows Phone 8端末は「今後」
海外では今月の発表が予想されているWindows Phone 8端末は、他社でもコメントされていたように、マイクロソフト側の意向でKDDIからも登場はしなかった。質疑応答で問われた田中社長は、「ノーコメントと言いたいが、Windows Phone 8をポートフォリオに入れるのは困難」とコメント。「今後のことは今後。お客様のウォンツに応えるので、もう少し時間が欲しい」とした。
また、これまで主力だったWiMAX内蔵スマートフォンも見送られた。「今回は4G LTEのローンチなので」と田中社長はしつつ、「このあとはどうなるか、今後のことはコメントを差し控える」と慎重だ。
UQ WiMAXはユーザー数が増えて「本当に大変な状態」(田中社長)であり、周波数が足らず、さらなる割り当てを求めていく考えだという。その上で「WiMAX2のようなものもスタートしたい」(同)という考えだ。
ただ、WiMAXが使う2.5GHz帯は、海外では中国を中心にTD-LTEで利用されている。田中社長は、「TD-LTEを含めて検討していきたい」と話している。
また、フィーチャーフォンに関しては、ユーザーの「ウォンツ」があるとして、準備は進めているとしている。
(記事提供: AndroWire編集部)